4月1日の歌碑完成から2ヶ月近く近く経ちました。
歌碑広場の芝生や植栽の緑もずいぶん色濃くなり、
訪れる人たちをヒバリが歓迎してさえずっています。
5.15の本土復帰40年目の節目を見守り、
来月には初めての慰霊の日も迎えます。
歌碑を通して、平和のメッセージを送り続けたいと思います。
建立活動当初からお知らせしていた通り、
完成した歌碑は、読谷村に寄贈されることが決まっています。
実行委員会は歌碑完成後も委員会を重ね、
村への寄贈準備や、募金の最終集計等の活動を続けてきました。
先日の委員会で、全国の皆さま方からお寄せいただいた寄付金の
最終報告がなされましたので、改めてここでご報告させていただきます。
寄付金合計（2012年4月30日〆）
￥21,547,800
内訳
1．全国からの寄付・チャリティーコンサート等収益
￥19,547,800
2．読谷村より寄付（平和事業費として補正予算）
￥2,000,000
なお、5月以降も寄付が寄せられていますが、
それらは今後、歌碑の維持・管理のために使わせていただきます。
日本中が重く苦しい時期であったにもかかわらず、
実行委員会を立ち上げてわずか15か月のうちに、
これだけ多くの方々からの温かい寄付と祈りが届き、
無事に歌碑完成を迎えられました。
実行委員会としても改めて感無量の思いと、
関わってくださったすべての方々に対する
深い感謝の思いとでいっぱいです。
全国に想いを届けるべく展開した草の根運動としても、
幸せな結果を出せたことに、
心より感謝申し上げます。
6月中に、正式に読谷村への歌碑寄贈を予定しております。
建立実行委員会は、その日をもって解散となりますが、
その後も、歌碑本来の意義＝平和のメッセージを発信し続けるために、
形態を変えて、プロジェクトを続行していく所存です。
みなさまには、今後も歌碑を通してのプロジェクト、
そして、維持管理のためにお力添えをいただきたいと思っています。
今後のことは、詳しいことが決まりましたら順次、
このブログ等でもご報告させていただきますが、
どうぞ末永く、「さとうきび畑」の歌碑をよろしくお願い申し上げます。
