９月25日に広島市の世界平和記念聖堂で行われた
「さとうきび畑チャリティーコンサート」は、
素晴らしい秋晴れの下、500人近いお客さまで満員御礼となり、
大盛況で終了しました。
また歌碑建立のプロジェクトやコンサートの模様は、
即日、NHKニュース（広島）でも報道されました。
会場となった世界平和記念聖堂は、原爆で亡くなられた方々の
永遠の安息を祈って造られた教会ですが、
その趣旨に賛同した、国や宗教を超えた多くの人々の寄付によって建てられました。
その「平和」を祈る心、教会建立に至るまでの「理念」は、
歌碑建立実行委員会の趣旨にまさしく通じるものがあり、
この教会でコンサートを開催できたことを、とても嬉しく思っています。
コンサートの準備段階で大震災、原発事故が発生し、
広島でのコンサートは震災へのサポートも重視するコンサートとなりました。
コンサートの開催に当たっては、世界平和記念聖堂の関係者のみなさまには
重要文化財である貴重な教会を快くお貸しいただいたうえ、
言葉には尽くせないほどたくさんお世話になりました。
ドイツのボーフム市から贈られた平和の象徴である鐘を鳴らし、
ケルン市から寄贈されたパイプオルガンの音色が響きわたり、
広島教区の前田万葉司教様のコンサート開催のご挨拶など、
教会関係者の皆々さま総出で温かく歓迎して下さいました。
心より深くお礼申し上げます。
また当日聴きにいらして下さった多くのお客さま、
そしてボランティアで出演して下さった演奏者のみなさまにも
改めて感謝申し上げます。
