2011年04月13日

祈りをこめて一歩ずつ

大震災から1ヶ月以上経ちましたが、
日本中が未だ穏やかな心を取り戻せずにいます。
地震、津波で被災された方々はもちろんのこと、
その後の原発問題によって大変な思いをされている多くの方々の苦悩に
日本中の人々が想いを寄せています。
一日も早く、すべての人に穏やかな毎日が戻ってくることをひたすら祈っています。
歌碑建立実行委員会としても
チャリティーコンサートの収益の一部を被災地の義捐金として送らせていただくな
ど、
微力ながら被災地へ想いをお届けしたいと思います。
そのうえで、66年前に沖縄のいたるところで「鉄の暴風」が吹き荒れ、
多くの集落を壊滅状態にした戦争による惨状は、
人間の遺志により食い止められるという想いを持続させ、
ゆっくりとでも一歩ずつ、想いを形にするために前進したいと考えています。

今日はもうひとつ悲しいお知らせがあります。
歌碑建立応援団に入ってくださっていた、
詩人で童話作家の岸田衿子さんが、4月7日に亡くなられました。
「さとうきび畑」の作者、寺島尚彦とは幼なじみで、
ふたりのコンビで多くの歌が生まれました。
この1月には、歌碑建立募金のためにすてきなメッセージも寄せて下さっていまし
た。
昨年7月に亡くなられたシャンソン歌手・石井好子さん(歌碑建立応援団の命名者)
と一緒に、歌碑の完成を空の上から見守ってくださることと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。

posted by 管理人 at 11:29| 日記
このページの一番上に戻る